木楽舎の本。
木楽舎は「BRUTUS」や「GULLIVER」「クロワッサン」などの編集に携わった小黒一三さんにより1998年に立ち上げられた出版社。雑誌「ソトコト」をはじめANA機内誌「翼の王国」での連載を書籍化した「翼の王国books」やソトコト新書、各種単行本などを発行している。
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ぼくにはこれしかなかった。
著: 早坂 大輔
B6判並製本/224p
2021年3月第1刷・2021年4月第2刷
¥1,540
就職するだけが人生ではない――40歳を過ぎて本屋を開いた、岩手県盛岡市「BOOKNERD」店主が綴る、現在進行中の物語。書き下ろしのブックレビュー「ぼくの50冊」も所収。
(本文より)
ぼくは40歳を過ぎてからこの小さな街に小さな本屋を作った。誰に笑われてもかまわなかった。それはぼくの人生で、生きることのすべてだったのだから。これはぼくの、ぼくだけにしか体験し得なかった物語だ。そしてその物語はいまもなお続いている。
(編集者より)
Instagram上で、ぼくは早坂さんと出会いました。当初は名前も年齢も知りません。ID名・ブローティガンは、2017年の夏の終わりに「会社を辞めるので、これが会社員としての最後のランチだ」とポストしました。それからすぐ。彼はニューヨークに本の買い付け旅に出発しました。書店でのアルバイト経験ゼロ、出版社にも勤務したことがない、40歳すぎの早坂大輔は、故郷ではない街「盛岡」に独立系の本屋を開業しました。店名は『BOOKNERD』。そう、彼は“本オタク”だったのです。それから2年。ぼくは彼に本を出さないか、と持ち掛けてみました。それは「なぜ会社をやめて、本屋をはじめたのか?」「いまはしあわせなのか?」「地方都市で商売は成立するのか?」といった疑問に回答してほしかったからに他なりません。本書に書かれている彼のドキュメンタリーは、いま、生き方や就職活動で悩んでいる人々の参考になるだろう、と思います。ぜひ、ご覧ください。
BOOKNERD(岩手県盛岡市6 紺屋町6-27 1F)
https://www.instagram.com/booknerdmorioka/
重さ:266g
厚さ:20mm
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